2010年11月11日木曜日

警視庁にFAX番号きいたら「自分で調べたらいいんじゃないですか?」と言われた件

最近、「素朴なギモン」というお題で、世の中に転がってる当たり前そうだけどよく考えたら変なこととか、ちょっとあまりにも青臭くて、社会人だったら突っ込まなそうな部分にあえて突っ込んでみる、ということをやってみようかと考えて下調べしてます。

で、その一環で先日警視庁の広報さんへ電話したんです。テーマは『捜査情報などのマスコミへの漏洩は守秘義務違反じゃないんですか?』 先日、NHK記者がガサ入れ情報を事前に大相撲関係者に流した、という問題がありましたが、もとはといえば警察関係者がマスコミへ情報漏洩したところが発端なわけです。もちろん守秘義務違反は100%間違いないわけですが、じゃぁ、どういうトリックでそれがお咎めナシなのかというところをちょっと知りたいな、と。青臭い疑問だというのは承知ですが、まぁ、なんでそれが社会的に許されているのか、そのシカケを知りたいなと。

で、この問題はNHK側に全責任をおっかぶせて、情報漏洩ルートもまったく解明されないままに急いで幕引きされてしまいましたが、本来ならば情報漏洩ルートを調べて、もともとの守秘義務違反はどこにあるのかを明らかにする必要があると思うんですよね。それが良いか悪いかは、まずは事実関係を調べないとなんともいえない。そういう守秘義務違反があったとしても社会にとってプラスであるから世の中的に容認されるということもあるかもしれない。また、過去はそれが必要だったかもしれない。でも、それが未来永劫必要かというと、そうではないわけで、ある区切りごとにそういう情報漏洩が必要なのかということを、検証する必要があるのかなと。ただ、相手が「マスコミ」と「警察」という、「ダブル権力コンビ」でありガードは堅いという状況なので、おそらくすぐにどうこうできる問題ではなくて、実際のところこの問題が解消するにはかなり長い時間がかかるのかなと。だいたい、僕ひとりが突っ込んでいったところでどうこうできる問題でもないですし。もちろん、それが問題であれば、ということですけれども。現時点ではどの程度問題なのかすらまだよくわからない。

で、長々と青臭いことを書きましたが、そこらへんについて整理して警視庁に質問してみようということで、警察庁のメールフォームから質問をしたい旨連絡したところ、警視庁広報課から電話いただきまして、その後折り返しこちらからご指定の番号へお電話しました。


まずはいつものように「メールで質問して、お返事もメールでいただきたい」と言ったんですが

「情報統制のために質問は電話かFAXで」

とのこと。おそらく皆さん意味がわからないと思いますが「メールだと正確な情報が伝わらないし、情報統制ができない。」とのことです。情報統制ってなんですか? ときくと「コピーされないこと」らしいです……。この時点で、「うわ、それって逆じゃないの? 口頭伝聞よりコピーのほうが正確じゃん……」との疑問が浮かびますが、まぁ、要するにいざというときにうやむやにできるかどうかというところ、ログが残りやすいかどうかというところなんじゃないかなと。ただ、今回はそこがテーマじゃないのでこらえます。じゃないと話が先に進まない。

FAXだとまた電子化するのがめんどくさいのでいやだなと思いつつ、次善の策としてFAXで質問させていただこうと思い、おおまかな趣旨を説明しつつ、

「それではFAX番号を教えてください」といったところ、
「FAX番号は教えられません」との返事。
「あれ? さきほど、質問は電話かFAXでとおっしゃいましたよね? 質問したいのでそちらのFAX番号教えてください」
「いえ、教えません」
「なぜですか?」
「FAX番号、ご自分でお調べになったらいいじゃないですか(笑)」


知らない間に地雷を踏んでたみたい。
この大相撲捜査情報の漏洩事件は、どうも地雷だったみたいですね。
それが担当者さんレベルの地雷なのか、部署レベルの地雷なのか、もっと大きなものなのかはわかんないですけども。とにかく近年稀に見る無茶な返事です。

それにしてもこの捜査情報漏洩問題、NHKも真面目に返答しないし、警察もこんな対応だし、根が深い予感がしました。おそらく構造的な問題なのでしょうね。

記者クラブなんてはやくなくなればいいのに。

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